GSX1100S ヨシムラサイクロン ド初期 レストア+セラコート

「人と同じが嫌でヨシムラかよ!」って声が聞こえて来そうだが、本当はそうなんだけど選択肢がないんだよね。
ノーマルの形も音も良いんだけど、原チャリで峠に行ってた頃、集合管響かせて走る中型バイクがやたらカッコ良くて…結局「あの頃」の呪縛から逃れられないんだな。
でも最新のバナナ管など絶対嫌だ。なんでみんな〇った〇〇ポみたいな形がカッコいいと思うのかな?ごめん、マジでわからない。ステップ切れだのウインカー換えろだのの指定があるのも狂気の沙汰だ。
俺のイメージでは…うーん、何も意識していないつもりが、やっぱこれが頭に焼き付いているらしい。
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絵には写っていないが、ごく短いサイレンサーが付いたヨシムラサイクロン(多分)これが俺の理想。
俺の思い出では80年代のUSヨシムラ。出口の部分がラウンドしててサイレンサーが外せないタイプ。友達のGPZに付いててすごく良い音がしてた記憶があります。でもねぇ、秀吉が付けてたのはこれじゃない気がするんだよね。自分のイメージだけだけど。
すごく気になるのがUSヨシムラシリーズ7。オークションに出るとめちゃくちゃな値段になる程の逸品。確かにカッコイイけど、ルックスも音も不良すぎる。自分も町内会の役員をしなきゃな年なのにモロ珍走団の音とルックスじゃ近所に顏向けできませんのできっぱり諦める。
朝昼晩とヤフオク見るのは日課。で、これだっ!てのが出ました。これぞ旧ヨシムラサイクロン、ド初期モデル。
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これこれ、出口がラウンドしてなくて、サイレンサーが外せるタイプ。値段はシリーズ7みたいにいきなり20万から、じゃないから許せるレベル。この写真だけで判断すると多少サビているけど年式相応。しかしこれが大変な罠だった。
誰も入札することなくあっさり落札。
もちろんこのまま付ける訳に行かない。缶スプレーで塗るのは超貧乏臭いので、ハーレーな人たちが良く施工しているセラコートで仕上げたい。しかしこう言った先進のケミカルはいつもアメリカ製。自動車やバイクに関わって数十年経つが、自動車やバイクのケミカルやサードパーティのパーツは、アメリカ製が遥か先に行ってて、日本の業者は今だパクるのが精一杯。本当に残念だし、アメリカには一生勝てないんだなと思わされる。

セラコートはマットな仕上がりで迫力があり、ハーレーな人達はマットな仕上げにしているが、俺は純正っぽい光沢を持たせた仕上げにするつもり。
有名どころの業者は問合せても大抵無視か面倒くさそうな応対をされ腹が立った。
唯一真摯に対応してくれた、エースガレージさんにお願いする事にした。
エースガレージさんから商品の到着の連絡を受け、「状態がかなり悪いです。このままコートすると仕上がりが凸凹になってしまいます。どうしましょうか」と連絡が入った。
送られてきた写真を見て唖然とした。
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出品写真に写っていない所がボロボロ💧

最近オークション出品業者の質が落ちていると言うがまさにそれだった。写りの良い写真だけを並べて出品しているとはモラルが低いと言うか汚いと言うか卑怯と言うか。この写真を正直に出してもらった方がこんなに後味が悪い気分にならなかった。他にもこの業者からリアフェンダーを買ったが、ボロボロ+ぐにゃぐにゃ+梱包が超適当で雑。あまりの汚さにそのまま捨ててしまった。
この手の出品者の商品写真はいつも同じように白背景で照明を思いっきり当てて光を飛ばし、アラを見えづらくしている。この手の写し方をしている業者の出品物は十分注意した方が良いと思います。
しかもebayにも良く出品している。外国の人から「汚い日本人もいるんだな」と思われたら恥ずかしい。でもこの悪質さ、出品者は日本人じゃないかもしれない。とにかく値付けも高いし私は二度と関わらない。
エースガレージさんからは「凸凹部は溶接のアラ隠しのパテが塗ってあります。切除して新しいパイプで作製したらいかがでしょう」と提案があった。
見積も超良心的。ぜひお願いしますと返事する。
時間が掛かって申し訳ないと作業途中の写真が送られてくる。
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おお、既にあのボロさはない!これ溶接して継ぎ目なしで仕上げてんの?!
すげー!
数日後、コートが終わったので送りますとの事で商品が送られてきた。

「あんたすげぇよ!」


このパイプ、一体どこを継ぎ足したの?!目を凝らして見ても全く見つける事ができない!
そしてこのセラコートのヌルテカ具合は見事!本当な純正みたいな黒光沢にしたかったが、セラコートにセラコートクリアをかけると茶色っぽくなってしまうんだそうな。貧乏缶ペなど足元にも及ばない素晴らしい仕上がり。幻の逸品なのだからこのくらい手を掛けてやるのが筋ってもんじゃないだろうか。
そして、エースガレージさんの梱包に心が現れていた。
フランジは1個1個袋に包んで梱包。もちろんパイプ1本1本を緩衝材で丁寧に包んであり、感動したのが、パイプと集合部に番号を振ってくれていて、組み込む時に迷わないようにしてくれていた事。こういう心遣いは本当に感動する。また何かあった時はぜひお願いしたい。
感動し、あかへびがぜひレコメンドすると連絡した所、ホームページに載せて良いかと連絡が来たのでもちろん快諾した。
腕は確かで良心的なので各特殊塗装はぜひ相談してみてください。

さて、組み込みは到着1年後…。

マフラーのフランジボルトは前オーナーがボルトにしてくれていた。某専門店の物ではなくちゃんと8mmのものだった。パイプが床に転がった時の音は足場を組み上げてる鉄パイプが転がる音のそれ。正真正銘の鉄管だ。
おー、かっけー!これこれ。
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チタンサイクロンの葉巻みたいな長い(俺は好きじゃない)サイレンサーじゃなくってこのGSX-Rみたいなスッキリ短いサイレンサーが良いんだよね。珍走団はここにコーラの缶を被せてたからまさにそのくらいの大きさなんだよね。
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ドキドキのエンジン始動である。

キュキュキュ、ヴォン!

鉄粉が噴き出す!そりゃしょうがないか。

しかし音は思ったより静か、ってか純正より静かかもしれない。集合して絞り込まれてサイレンサーが入っている。逆車のマフラーは迫力ある音だもんね。逆車のマフラー音は初代仮面ライダーのテーマ曲の前に入るSE音「ウワァァァーーン!」てあの音がそっくりだと思います。
このサイレンサーは車検に対応するのか溶接してあるようだ。そのうちスライドハンマーでとってみよう。

セラコートはやはり塗膜感が素晴らしい。やっぱ艶消しの方が迫力あったかも?
でも大満足です!エースガレージさん、丁寧親切でおすすめします!

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