GSX1100S フロントブレーキ強化 マンネリだけどね。

「GSX1100Sはブレーキは強化しないで乗ると死ぬ」みたいな評判だけど、自分はリアブレーキをメインで使っているので実はあまり不安に思っていないんだよね。
俺みたいにチンタラ走ってるとアンチノーズダイブも言われている程ダメダメとは思えない。じゃ何で換えるかって言うとやっぱり見た目の腐食かな。7年間雨ざらしでダメージが酷い。ブレーキレバーのアジャスターがサビサビ、ブレーキホースがボソボソなどなど。言い換えると変なボロ隠しをしていない証拠でもある。でもヤフオクを見ていると沢山の中古が安く出品されているのでムクムク物欲が…。でもキンキラキンのブレンボに赤銀青のステンメッシュは絶対嫌だ。ここもあくまで「良く見ると変わってるんだ」程度に収めたい。

ま、ぶっちゃけ選択が「またか」「おまえもか」かもしれませんが、やっぱり4輪から来た俺は「ブレンボ」って響きは絶対なんです。
じゃ、人と同じじゃないブレンボ?いやいや、見かけないブレンボの鍛造ラジアルなんてレースするわけでもないから要らないでしょ、ってか本音は価格的に無理無理。40mmのキャストなら中古が沢山出てるから選び放題!でも金色は嫌なので黒を探す。丁度良いリーズナブルな中古を見つけたので早速ポチる。

ポチった後に知ったのがブレンボの偽物が出回っているとの事。マジかい。

到着後、恐る恐る梱包を開け、詳しく見てみても、偽物の特徴はとりあえず見当たらない。パッドは使ってあるので中古は中古っぽい。仲間に見てもらっても「ドカの中古とかじゃない?」とかイマイチはっきりしない。シールを打ち治すつもりだったのでバラしてみると、ピストンはちゃんとアルマイト加工されている。万が一偽物でもここまでしてくれている偽物ならまぁ良いか、って事で良しとする。

サポートとディスク。
本当はサンスターのフロントフォークを挟むサポート付のディスクセットが欲しかったんだけど廃盤。あちゃー。

オオノさんとこのサポートが評判良いみたいなので、ディスクとANDFキャンセラーとサポートを一緒に注文した。


オオノスピード OHNO SPEED/キャリパーサポート タイプ-R

オオノスピード OHNO SPEED/キャリパーサポート タイプ-R GSX1000S


すいません、ここで懺悔しておきますが、昔サンスターって聞いて「歯磨きかよっ!」(ロゴも同じだしね)って思ってたけど、元は同じ会社って事を知ってしこたまビビりました。
純正ルックス維持以外特にこだわりがなかったので、プレミアムレーシングのメッシュで310mm、板厚5.0mmでオーダー。もちろんフローティングピンの色なんか変えません。黒です。


SUNSTAR サンスター/PREMIUM RACING [プレミアムレーシング] フロントディスクローター

SUNSTAR サンスター/PREMIUM RACING [プレミアムレーシング] フロントディスクローター GSX1000S



ここまで来たらニッシンラジポンよりブレンボにしたいなぁ…と思いつつオークションをみてると意外と安く出品がある。
こいつは本当に「ドゥカティから取り外した中古」となっていた。


Brembo ブレンボ/19RCS ラジアルブレーキマスターシリンダー

Brembo ブレンボ/19RCS ラジアルブレーキマスターシリンダー 汎用


送られた物を開封すると、あれ?結構程度が良いぞ。ラッキー!

でもカップは今流行りのスモークにしたいんだよね。


Brembo ブレンボ/オイルタンク S50 スモークグレー

Brembo ブレンボ/オイルタンク S50 スモークグレー ブレンボ


これブレンボ純正があるなんて驚き!昔、峠に集まっているレーサーレプリカ達が、みんなリザーバータンクにリストバンド巻いてて何だかカッコ良かったんだよね。

Brembo ブレンボ/オイルタンクカバー

Brembo ブレンボ/オイルタンクカバー 汎用

思わずポチっちまいました。

さてさて、ブレーキ物は命に直結する。4輪の時もとても気を使っていた。もちろん中古は細心の注意を払って交換できる物は全て交換する。まずキャリパーだがシールはもちろん全とっかえ。割らない方が良いとの意見も多いが、俺は割って左右を連結しているシールも交換する。ホンダ純正品で注文すると安いとの事なのでホンダ品番で注文。
20190614_101728.jpg
ブレンボは使い捨てを奨励しているらしく、中央のシールは出ないらしい。もちろんホームセンターで同じ形のを買うなど命知らずな事はせず、オークションに耐油、耐温度、耐腐食性能が高い対応品を出品している方がいるのでそちらから仕入れる。

もちろんパッドも交換する。ってか2輪のパッドって選択肢が少なすぎ。評判はあまり良くないが、聞いた事がないメーカーのパッドも不安だったのでデイトナの新製品、ゴールデンパッドカイにする事にした。
20190614_104302.jpg

DAYTONA デイトナ/ゴールデンパッドχ ブレーキパッド

DAYTONA デイトナ/ゴールデンパッドχ ブレーキパッド brembo


4輪で有名なエンドレスがバイク用を出しているみたいなので次回は試してみたい。4輪でもそうだけど、エンドレスのパッドって高いからさ…。

ENDLESS エンドレス/スーパーハイブリッドシンタードパッド

ENDLESS エンドレス/スーパーハイブリッドシンタードパッド Brembo


ブレーキホース。もう何度も言っているけど、赤、青、銀のキンキラ仕様は絶対イヤ。
最初、プロト繋がりでスウェッジラインにしようと思って注文までした。国内仕様の純正交換用、となっていた。都合良く考えすぎかもしれないが、純正交換=純正と同じ配管仕様と思っていたがなぜか2本しか入っておらず、説明書もない。販売元に問合せると、2本ともキャリパーから直接純正マスターシリンダーに配管する仕様との事だった。誰がそんなごちゃごちゃした仕様を望むのか。箱を開けて説明書なしでそこまで理解出来るのがプロ?有資格者なのか?なんだかバカにされているような気分になり、返品したい旨を伝えたら、開封した商品は一切返品を受け付けないとの事。たかがセロハンテープを1つ剥がしたに過ぎないのに。心底嫌になってオークションで投げ売った。多分二度と関わる事はないだろう。

よくよく調べたらスウェッジラインは製品自体も評判が悪いようで、私はご加護を受けたようだ。

改めて調べた結果、「グッドリッジ」の「ビルドアライン」という結論に至った。
いつもやっているか分からないが、1週間以内なら交換可能と言うのも極めてユーザーライク。
どっかのなんとかラインに爪の垢を煎じて飲ませてやりたい。
ナット部がイギリスらしいサイズの11mmでスリム。ステンレス製なのでガッチリ力が掛けられる。
もちろん色は黒一色にする。

さて、さっそく取り付け!てか今日も折角良い天気なのにバイク乗れないのか…。自業自得だけど。
まずキャリパーをバラす。キャリパーを結合してるボルトはマウント状態じゃないと絶対緩まない、との記載が多かったが、工夫して普通に外れた。って俺がばか力なのかもしれない。ピストンもシールも状態は良い。新品シールは付属のブレンボコンディションオイルに漬けこんでおく。このオイルがマジで超ヌルヌルで、あっちの話題を持ち込みたくないが、俺はブレンボヌルヌルローションと呼んでいる。たっぷりあるのでピストンを含めて贅沢に使っても全然余ります。
20190614_102236.jpg

次はマスター。あちゃー、ピストンシールとダストシールのセットは別なのか…。ピストンシールは汚れも少なく痛みも見受けられないので不本意ながらこのまま戻す事にする。

ブレーキディスク。
20190614_093533.jpg
ボルトもゆるみ止め金具も腐食が激しい。ここもキンキラボルトが流行っているようだが、渋いファイナル用の六角ボルトにする。ネジロック材が付いてて固いのなんの。ディスク内側は掃除しにくいので腐食が激しい。ここはいつか再塗装とコーティングでいつもきれいにしておきたい。
装着完了。
20190614_093523.jpg
うーんこの機能美はやっぱりカッコいいね。(後、逆に付いている事に気づき直しました)

さて、それではいよいよフルードを入れよう。いろいろ予習した所、エア抜きはバイクと車では勝手が違うようだ。車はぶっちゃけ、ペダルを踏んでフルードを抜いて新品を入れていけば交換できるが、バイクはマスターのピストンが小さいからそれだけだと永遠にエアが抜けないそうだ。動画も沢山上がっているが、キャリパー側から注射器で入れるのが良いらしい。
道具は全部持っているので早速ニップルから入れ込む。おお、リザーブタンクからにゅるにゅるフルードが出てくる。なんだ簡単じゃん。調子に乗ってたら、

「ブシュッ!」

やっちまった!ホースが外れてフルード大噴射!まわりがフルードまみれ!!!
ブレーキフルードは塗装への攻撃性が高いので急いで水を掛ける。…なんとかホイールは大丈夫のようだ。ただハンドルのバーエンド部の塗装はぺリぺリ剥がれてきました…。
そしてマスターにもニップルがあるのでエア抜き。今度は普通のようにキャリパーニップルからエア抜き、これをしゅこしゅこ繰り返したらガッチリ手ごたえが出てきました。
これでばっちりかな~と思ってキャリパーをのぞくと、あー、ピストン出てない所があるじゃん
ここでバカだったのが、パッドを抜いてしまった事。ピストンが抜けて再び床はフルードの海…
脱力感はハンパなかったが、ピストンの揉み出しをせにゃならんのでまぁ良しとする。
再びブレンボのローションを塗りつつピストンを引っ込めてはレバーをにぎにぎ、数回目には4つ同時に出てくるようになりました。

何でもポン付けで行かないのがカスタムの世界なんだけど大抵の人はそのままつけて本来の性能を味わっていない人が多いのだとか。
このキャリパーもディスクのセンターに付いているか、パッドはディスクからはみ出していないか、満たしていないとフィーリングがガタ落ちなんだそうな。だから評判の良いオオノさんとこのサポートにしたわけ。何もしなくても両方OKでした。

さてさてジャッキアップしてホイールを回してみると…。

「シャリシャリシャリ…」

まじかよ。引きずってるじゃん…💧

ホイールを力づくで回わしてもブレーキが軽くかかってる感じ。パッドのアタリが付いてないのとキャリパーシールがふやけてなくて上手く機能してないのかも。
とりあえず試運転してみる事にする。
20190904_161006.jpg

あー、そういや教習所のバイクもこのくらいブレーキ効いたよな。そんな感覚が蘇ってきました。
ある教官は「フロントブレーキをメインで使うんじゃない!」なんて言ってまして、俺もすっかりそれが身に付いていたんですな。そんでこのブレンボセットなんですが、自動車の業界が長い私は即座に「輸入車のブレーキ」が思い浮かびました。
国産車のブレーキは、スイッチみたく、ペダルを踏んで効く、離して効かないしかありませんが、輸入車は踏み具合でブレーキの効きをコントロール出来るんです。これは乗った事がないと感覚がわかんないと思います。

ただひきずりはひどすぎる。webで調べると、このキャリパー引きずって悩んでいる人が多い。パッドピンで解消するそうなので、購入。


オオノスピード OHNO SPEED/耐久用ステンレスパットスプリング

オオノスピード OHNO SPEED/耐久用ステンレスパットスプリング 汎用


元々のパッドスプリングを外すんだって。
20190614_100703.jpg
ジャッキアップすると前輪がちゃんとくるくる回るようになりました。
フロントブレーキはこれにて完成。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 5

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス ナイス ナイス ナイス