アルミホイール 海外通販 個人輸入の方法

ま、純正のままって方も多い中、アルミホイールの交換はドレスアップの基本中の基本。
こちら雪が降る地方では夏用の他にスタッドレス用を1セット持っていなければならないので、純正ホイールにスタッドレス、サマータイヤにアフターメーカーのホイールってな具合に割と多くの人がアフターメーカーのホイールを履いています。
国産車なら星の数ほどあるホイールの中から選べば良いけど、車を趣味として乗る人が極端に少なくなった昨今、ホイールメーカーがバタバタ潰れ、そんな中で輸入車用となると、やはりあちらで流通している物が頼りになるわけだけど、その輸入元も消滅してたりともう、選択肢が極端に少なくなってしまっています。
だからベンツにはAMG、BMWにはACシュニッツアーなど判で押したような仕様が街であふれざるを得ないってわけです。
ひねくれものの俺はわざわざお金を払ってドレスアップするのに人と同じになるのがどうしても嫌で海外から個人で直接輸入した経験が2回あります。
今回はその方法を公開しましょう!

1回目はパソコンが普及していない1995年頃だったかな?
洋書を扱ってる大きい本屋さんで海外の自動車雑誌を買ってきて、そこに載ってるショップに問い合わすって方法をとった。
もちろん英語でのやりとりだから、「個人輸入の方法」なんて本を買ってきて例文をタイプで打って、片っ端からFAXしてみるって方法でした。
大抵回答はFAXで来るんだけど1回だけ英語で電話が掛かってきた時はびびったなぁ

2回目はもちろんパソコン、Eメールで。あの時の苦労と比べるとホンと月とスッポン!目からウロコの簡単さだった。

さてさて、それでは世界のYahoo!かなんかで「自分の車名 wheels」かなんかで探してみましょう!
するとショップのサイトがごろごろ出てきます。
そこを1件1件眺めてじっくりお気に入りを探します。
大抵のサイトは車名を選択すると選べるホイールがずらり出てきてくるなど親切なサイトが多い。
種類の多さと安さは日本のホイール通販最大手、○ジ○ーポレーションなどと雲泥の差である。
そして多分購入したユーザーの装着写真だろう。オーナーはおじいちゃんや女性も見受けられて外国は老若男女、車を楽しむ文化があり、日本人がいかに車に対して無頓着か痛感させられる。

そして俺が2回とも利用したのはアメリカの「superbuytires」というショップでした。
なぜならここには日本語が少しわかる「せいこ」さんと言うスタッフがいて日本語でやり取りできるのです!!ってやっぱ高額な買い物なんでこういうのに惹かれちゃったわけ。
海外旅行に行って日本語のわかる現地の人に会えた安心感と言えばわかってもらえるだろうか?

でもこの「せいこ」さんは多分日系○世か何かだと思うんだけど、やっぱり漢字や難しい言い回しは理解できないみたいなんで、メールは幼児向けの手紙のようにひらがなと用件だけで。もしくは基本、google翻訳など使って英語で伝えてあげた方が無難だと思います。

サイトを見てると、PCDやオフセットが記載されてない場合が多く大丈夫かいな?と思うかもしんないけど、ノープロブレム!
どうもアメリカはオーダーしてからホイールをくみ上げるシステムが多いみたいで、1ピースホイールも取り付け穴が開いていない「ブランクホイール」を在庫しといて、オーダーが入ったら穴を開ける方法をとってるみたい。

どうして日本はこれが出来ないんだろうね?日本は完成品を在庫するから人気のない車のホイールは無いと言う事になっちゃう。

さてさて、この時買ったホイールはラグジュアリーホイールの最高峰「ASANTI」!
日本の価格は昔の液晶テレビのように1インチ=約1万円という値付けのとんでもないホイール。
俺が買ったのは20インチで日本の輸入代理店価格表では1本24万なんて価格になってる!!

しかし!!

俺が買った価格は4本$3920!当時のレートで47万円ですぜ!!
こりゃ少しくらい苦労する甲斐があるってもんでしょう?!

ホームページから車種(当時はアルファロメオ159)と20インチ、デザインを選択しオーダーする。
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するとせいこさんからメールが入る。

「ASANTIは3~4week掛かりますが良いですか?」との事。

ASANTIはテーラーメイド。
仕立て屋で作るスーツのように1本1本、車やオーナーの好みで作るのだそうだ。
俺は納期が掛かるのはわかっていたのでOKの返事を出す。

さて、支払いはどうするか。
一番スマートなのはカード払い。
カード社会のアメリカではカード払いが一般的。

1回目は20万くらいだったんでカード払いだったが、今回は高額だ。
残念ながら、47万円スパっと一括払いできる枠があるカードを持っていない。

ここは国際為替を送るという古典的な方法を取る事にする。
郵便局に行って「国際為替を3920ドルください」と言う。
カウンターの人は一瞬「えっ?」なんて顔をする(高額だからね)
国際為替の額面が$700だから5枚とちょっと全部に受取人の住所と名前をかかなきゃなんない。
これが面倒くさいのなんのって…。
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そしてこれをEMSで送り送金完了。
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4日後に「今日たしかにINTERNATIONAL MONEY ORDER うけとりました。Thank you」のメールが入る。
これで後は到着を待つだけだ!
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すると20日ぐらい経ったある日に携帯電話がおかしな表示で鳴っている。
国際電話だ!
恐る恐る通話ボタンを押すと片言の日本語、せいこさんだ!

なんでも、「北米中を探したがこの車がみつからなかった。オーダーシートを送るからを記入して送りかえしてほしい」との事だった。
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なんとASANTI、たかが俺の車のベストサイズマッチングの為に北米中で実車を探していたというのだ!
「アメリカ人はテキトーでいい加減」なんて言葉はここで吹っ飛んだ。
確かにいい加減な連中もいるかもしれないが、トップはスペースシャトルを飛ばす技術を持つ国だ。
日本でメーカーが実車を調達して、車にあててホイールを製作してくれるメーカーなど聞いた事がない。
ホンモノのセレブを相手にしている連中は格が違うと思わされた。
そしてASANTIを履くアルファロメオ159は世界で俺が最初と言う事も証明された。
オーダーシートとASANTIとのやりとりのFAXも送られてきており、本当にわくわくしてきた!

送られてきたオーダーシートに従って実測する。
これは結構面倒だ。なぜならジャッキアップした状態ではなく、タイヤが地面に設置している状態で測らなければならないからだ。
タイヤを外して、ロアアームに「アテ」をしてジャッキダウンする。5円玉に糸を通し、フェンダーからぶら下げて各箇所を正確に計測して行く。
意地悪かもしれないけど、一応数字は消しておきます。だって車って固体差があるから同じアルファ159でもこの数字じゃないと思うから。
ちなみに前後測らなきゃですよ。これを怠って俺はとんでもない失敗しましたから…。
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さて、そのオーダーシートを送って10日後、また国際電話が入る。

「今日Fedexで送りました。それで…」

おっと、ここはせいこさん、日本に送り慣れているようでちょっとしたおまけをしてくれました。
しかしここでは書きません!
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それから約3日後!めでたく日本に到着!!
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箱には通関証明書が貼られており、消費税を払えとの請求書が…。
ま、こりゃ仕方あるまい。

これがはるかアメリカから来た俺だけの為に作られたホイール…。
なんとも愛着がわくではありませんか!
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さて、こうしてあっけなく世界で1つだけのホイールを手に入れられたわけです。
装着したら髪の毛1本も入らないくらい見事なツラツラのツライチ!!
これは本当に見事!
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これをくみ上げたアメリカ人に「Hey!good job!○○!」とか言ってハイタッチしたい気分!
しかし大変な落とし穴が!!
それはアルファ159はフロントでっかちで、リアにこのホイールを履かせると若干はみ出てしまう事!
計測の時「フロント、リアとも計測が必要」って書いたのはこのためだったんです。
こいつは後日「フェンダー爪折り機」でフェンダーを盛り上げて解決しました…。

さてさて、ここでいくつか注意をしときます。

まず、ヨーロッパの車だから、やっぱりヨーロッパのどっかの国から通販したいと考えるかも
しれませんが、それは止めておいた方が良いと忠告しておきます。

なぜなら、まず、他のところでも触れましたが、言葉がろくにわからないのに高額品をオーダーするのは無謀だと言う事。
例えオーダーできたとしても送料がバカ高なのを覚悟しておかなきゃなりません。

あとちょっと残念ですが、ヨーロッパの人たちは日本人をかなり見下しているって言うか、大事なお客さんとは思っていないと言うことです。
ヨーロッパのe-bayでは詐欺やマナーの悪さが目立ち、代行サービスも次々に撤退しているのが現状です。
ドイツから直接パーツ輸入、なんて夢は広がりますが、かなりリスキーだと言うのを頭に入れておいてください。

あと当然ですが、せっかちな人には向きません。

それと日本人と外国人では車についての価値観が違うという事も頭に入れておかなければなりません。
馬車が進化した道具として根付いた自動車文化と家と同じく財産として根付いた日本。
(日本の自動車ナンバー登録が異常に複雑なのはその名残なのだとか)

1回目はタイヤ付きで注文しましたが、梱包が甘くて結構キズがついていました。
しかもタイヤ組み込み時についたと思われる傷も多数。
なので今回はホイールだけ輸入しました。なぜならメーカーからの梱包を解かれる事なく送るだろうから。
これは正解でした。

あちらは「道具なんだから使えば傷つくだろ」って考えですから、髪の毛ほどの傷も許さないって人には向きません。

あと割れるかもだの回転バランスがどうだのゆがみがどうだの明日からレースするような精度を求める人も当然向きません。

そして全てがオウンリスクだという事。
何かあってもすべて自分で解決しなければなりません。
当然「JWL」の刻印がありませんから厳密に言えば車検は通りませんよ。
(日本でも流通しているホイールは付いている場合もあり)

しかし、それら全てを許せるなら今の時代、日本にあなただけのホイールを激安で履く事も簡単に可能だと言う事がわかってもらえたでしょうか?

あと、流れを見てもらえばわかりますが、superbuytireなら意外と簡単に自分で注文できると言う事もわかって頂けたと思います。

ネットを探していた時に偶然見つけましたが、あきらかにsuperbuytireのHPからの注文の仕方をレクチャーするだけなのに「個人輸入代行料」として手数料を取るなどというアコギなサイトもありましたから注意してください。

あと実店舗を構えた業者も同じ事しているやつがいましたよ。
「個人輸入代行」とか言ってsuperbuytireへの注文まで客にやらせて商品到着先がショップにしろとか言うあきれた店もありました。

もちろんこれらの業者は「何かあっても一切責任をとらない」と言っていましたので、
条件は個人で輸入するのとまったく一緒です。
タダで業者に手数料くれてやるなら自分でやれば良いと言う事です。

以上参考になれば幸いです!

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